2011年9月 9日 (金)

asahi.com マイタウン埼玉「防災計画に女性の視点を」の記事

■進む放射能対策・防災■
2011年09月09日
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001109090003
 東日本大震災の発生から半年になる11日を前に、県内で防災対策が進んでいる。放射能汚染問題に取り組む三郷市は新対策室を設置。県教育局は学校防災マニュアルを公表した。民間の女性団体は、防災計画に女性の視点を盛り込むよう県に要請した。

◇除染・測定に部署/三郷市
 三郷市は8日、東京電力福島第一原発事故の影響で高くなった市内の放射線量に関する対策を進めるため、7日付で放射能対策室を設置したと発表した。
 対策室は、放射線量の測定や除染などを担当し、放射線量を減少させるため、市の各課と連携する。県が試験的に市立幸房小の表土を除去する方針を示しており、こうした県との調整も担当する。対策室は市消防本部がある防災総合庁舎に置き、関係各課から職員を集めた。
 市によると、これまで安全推進課が震災対策と合わせて放射能問題に対応してきた。しかし、同問題が長期化する見込みであることや、近くの千葉県の東葛地域の自治体も同じような部署を設置していることなどから、対策室を新設したという。

◇「防災計画に女性の視点を」/民間団体
 東日本大震災を機に避難者支援に携わった女性らでつくる「女性と災害ネットワーク埼玉」が8日、見直し作業中の県地域防災計画で、女性の関与と役割を拡大するよう求める請願書を県担当課に提出した。
 請願書は「計画の決定過程への女性の参画を30%以上に」「自主防災組織のリーダーに必ず女性を入れる」「避難所での女性責任者の登用を市町村のマニュアルに明記する」などを盛り込むよう求めている。
 請願書をとりまとめた笹倉尚子さんは、県地域防災会議の委員60人のうち、女性は3人しかいないことなどをあげ、「災害時の対応は日常生活の延長にある。平常時から女性が積極的に意思決定にかかわる必要がある」と訴えた。
 計画見直しをしている県消防防災課は「全ワーキンググループに女性を入れている。すでに文言策定の段階だが、請願内容が生かせるか検討する」としている。見直し案は年内に公表し、パブリックコメントを募集する予定という。
 同団体は震災後、被災地や避難所での状況のヒアリングや勉強会を開いてきた。国の防災基本計画や男女共同参画基本計画に、男女双方の視点に配慮するよう明示されているが、「県計画ではごく短行。過去の震災で家庭的責任が女性に集中した経緯や、女性リーダーの育成といった具体的な文言に欠ける」と指摘している。


2011年7月29日 (金)

asahi.com マイタウン埼玉で集会の記事

■地域の災害対策を 女性の視点で点検■
2011年07月28日

http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001107280001

◇避難者支援団体 施策提言へ
 東日本大震災を機に、避難者支援に携わった女性らのグループが、女性の視点で地域の災害対策を点検しようという動きが出ている。「女性と災害ネットワーク埼玉」は、県や自治体の地域防災計画や男女共同参画基本計画に、具体的な施策を提言する方針だ。

 同団体によると、避難所になったさいたまスーパーアリーナは混乱し、女性のためのスペース作りや相談など、権利を守る活動は満足にできなかったという。市町村の相談員などをする賀谷恵美子さんは、「いざという時に支援が担保されるのか、足元の防災計画が気になってきた」という。

 今月8日、同団体が、さいたま市中央区で講演会を開いた。早稲田大学などで非常勤講師をしている皆川満寿美さんは「阪神大震災や中越地震の経験が生かされず、被災地では同じ人権侵害が繰り返されている」と指摘。生理用品を男性が管理している、団結を損なうとの男性の意見で間仕切りできない、女性ばかりがまかないで疲弊している、性暴力被害がある――との事例を報告した。

 皆川さんは「災害時、女性に配慮した支援は『わがまま』とされがち」として、「国の防災計画や男女共同参画基本計画は、男女の視点を取り込むとしている。自治体の計画も自動的に反映されていなくてはおかしい」と訴え、防災会議などに女性が主体的に関わる重要性を訴えた。

 県男女共同参画審議委員の諸橋泰樹・フェリス女学院大教授は、新しい県男女共同参画基本計画案で、女性と災害に関する項目が、6月に急きょ、柱の一つに引き上げられたと報告。「パブリックコメントに参加し、具体的な肉付けを」と呼びかけた。

2011年7月 9日 (土)

7月8日集会「どうなっているの?埼玉県の防災対策」

P7080002

皆川満寿美さん


P7080013

諸橋泰樹さん

2011年6月23日 (木)

7月8日集会「どうなっているの?埼玉県の地域防災対策」

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「どうなっているの?  埼玉県の地域防災対策」
 新・男女共同参画推進プラン/地域防災計画に
   「災害とジェンダー」の視点を!
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〜 問題提起者とテーマ 〜
(1) 諸橋 泰樹さん
(埼玉県男女共同参画審議会委員・フェリス女学院大学教授)
「『男女共同参画基本計画(案)における女性の視点に立った災害対策の推進』の位置付け」
(2) 皆川 満寿美さん(大学非常勤講師)
「災害・復興行政とジェンダー」
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日 時:2011年7月8日(金)午後6時〜8時半
資料代:800円
会 場:With Youさいたま セミナー室1

(会場地図)http://www.withyou-saitama.jp/view.rbz?nd=115&ik=1&pnp=115&cd=35

主 催:女性と災害ネットワーク埼玉
E-mail: wdnetsai@gmail.com
後 援:埼玉県男女共同参画推進センター(With Youさいたま)
http://www.withyou-saitama.jp/

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去る3月11日午後2時46分、三陸沖を震源としたマグニチュード8を超える大地震が発生しました。
東北・関東の太平洋沿岸は、大津波や福島第一原発のメルトダウンが起き、その余波は未だに続いています。埼玉に暮らす私たちも大震災による大きな揺れを体験し、東京からの帰宅困難者も多数に上りました。

埼玉県には震災後、福島から避難してきた人々がさいたまスーパーアリーナを経て、加須市の旧騎西高校や三郷市の瑞沼市民センターなどに集団避難して来ています。震災後3カ月を経てもなお、復旧・復興への道のりの険しさが連日報道されており、まさに、他人事ではない事態が続いています。

「女性と災害ネットワーク埼玉」は、さいたまスーパーアリーナで支援活動に携わった市民グループや女性センター「With You さいたま」の活動を知ったことがきっかけで発足したグループです。

おりしも、今年は埼玉県男女共同参画プランの改定時期であり、プランの中に「災害と女性」の項目を追加するべきだと考え、急遽、集会を開催することにしました。このテーマに関心のある方は、ぜひ、ご参加ください。

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「女性と災害ネットワーク埼玉」とは
現在及び近い将来の災害時の支援に際して、女性の視点が盛り込まれた支援をどの地域でも受けられるようにするために、直接支援、支援情報の交換、学習・ネットワーキングなどを進めます。
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フライヤーのダウンロードはこちらからできます。
http://www.freehand-web.com/flyer/20110708_flyer7_color.pdf

2011年4月22日 (金)

女性と災害ネットワーク埼玉とは

東日本大震災とその後の埼玉県内での被災者支援活動を受けてスタートした、女性と災害をテーマに埼玉で活動する人たちのゆるやかなネットワークです!

【活動趣旨】女性と災害をテーマに埼玉で活動する人たちのゆるやかなネットワークをつくり、埼玉県内での継続した被災者支援活動の、特に女性支援の課題を考えあうと同時に、学習会やネットワーキングを通じて、災害時や被災後の生活再建プロセスにおける女性支援の必要性や、そのあり方について考えあい、必要に応じて行動し提言などを行います。

当面の活動:現在及び近い将来の災害時の支援に際して、女性の視点が盛り込まれた支援をどの地域でも受けられるようにするために、直接支援、支援情報の交換、学習・ネットワーキングなどを進めます。

【活動内容】
◆直接支援
・埼玉県内での、特に女性支援に視点をおいた被災者支援活動
・まずは参加者それぞれが、直接支援ができるルートを開拓しながら、女性たちが必要としていること、困っていることなどを把握し、情報交換

◆支援情報の交換
・埼玉県内での被災者支援活動の、特に女性支援に関する情報発信と意見交換
・女性支援の視点から主に埼玉県内で被災者支援活動をしている人たちの、ミーティングやMLを通じた情報と意見交換

◆学習・ネットワーキング
「埼玉県内の被災者支援情報」及び、「女性と災害に関わる情報」の共有・交換
女性と災害をテーマにした学習会等の開催・女性と災害に関わる他のグループとのネットワークづくり